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リコピンの働き

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■リコピン■

 リコピンは果物や野菜に豊富に含まれるファイトケミカル(植物化学物質)で、約600種類もあるカロチノイド族のひとつです。リコピンをもっとも多く含む食品はトマトやトマト製品です。アメリカ人にとって、リコピンは消費量が最多のカロチノイドでもあります。
もっとも有名なカロチノイド、ベータカロチンにはビタミンA前駆体としての働き(体の要求に応じてビタミンAに変化する働き)があることから十分な研究が行われてきましたが、リコピンのようなビタミンA前駆体活性がない無名カロチノイドは、これまで注目を浴びることがありませんでした。ごく最近まで、このような「名ばかりで実のない」カロチノイドは着色料としての用途しかないと考えられていたのです。
 しかし、詳しい研究を行った結果、リコピンのようなカロチノイドがもつ独自の役割が明らかになりました。リコピンの抗酸化作用はベータカロチンよりも強く、強力な抗がん剤であることがわかったのです。ピザをたくさん食べる人は、そうでない人と比べて前立腺がんの割合が低いというおもしろい研究結果をご記憶の方もいるでしょう。が、前立腺がんの危険性が低い理由が、じつはリコピンを豊富に含んだトマトソースであることまでは、ご存じないかもしれません。

リコピンは、ビタミンEと同じくLDLの中に入り込み、活性酸素による酸化を抑制する働きがあるといわれています。また、リコピンには肺ガンや子宮ガン、乳ガンなどを抑える効果があることも、最近の研究によって明らかになってきました。

リコピンは摂取量が多いほど効果があり、特にタバコの煙に含まれる発がん性の化学物質に効果的です。また、最近行われた研究で、リコピンにはシワや皮膚がんの原因となる紫外線のダメージから肌を保護する効果があるということもわかりました。

血中のリコピンは年齢とともに減少するので、50歳以上で、1日に最低1種類のトマト製品を食べていない人は、このサプリメントを利用してみて下さい。トマトジュース1杯とか、トマトを1個食べるくらいでは不十分です。トマトに含まれるリコピンは、加熱してオリーブオイルなど少量の油と組み合わされて初めて、効率よく吸収されるのです。




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