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イチョウ葉の働き

中高年の気になる病気

■イチョウ葉■

イチョウ葉エキス

古くから漢方生薬に用いられてきたイチョウ葉には、フラボノイドとギンゴライドという独特の成分を持つ2つの主要成分があります。
この2つを合わせて、有効な薬が出来ることは知られています。

二つの作用で活性酸素を除去するイチョウ葉エキス


活性酸素は人間の体の中に入ってしまうと、体内の脂質と結合して過酸化脂質というものを作ってしまい、血液をドロドロにしたり、血管を詰まらせて血栓をつくったりして人間の体に悪循環をもたらせます。
イチョウ葉エキスにはこの活性酸素を排除する成分「ギンゴライト」という主要成分があります。このギンゴライトには4種類ありますが、その中のギンゴライトBという成分が血液の流れを良くし、血管の虚血を防ぐ作用があると言われています。
毛細血管の流れが良くなれば、脳の働きが活発になり、脳細胞の死滅を遅らせるということなので記憶の衰えを防ぐということになります。
ですから、痴呆症や脳卒中の予防なるのです。

三大成人病にも有効なイチョウ葉エキス

 三大成人病とはガン・脳卒中・心筋梗塞です。ガンをのぞく2つは血管や血液の病気で、血液が粘ったり、血管の柔軟性が失われたり、血管がつまったりして、結果として心筋梗塞や脳卒中をおこすわけですが、イチョウ葉エキスはそれらを調節的に治癒したり、予防したりします。また、糖尿病に関しても「脈管障害の血行不良を明らかにする」ということが言われています。
 ガンに対しては、イチョウ葉エキスの主要成分である「フラボノイド」が活性酸素を防いでくれる効果があり、ガンの予防効果があるということもできます。
(活性酸素は大きな発ガン因子であるからです。)

ボケ・老化・成人病の原因は???

年を重ねると免疫能力が低下し、かぜを引きやすくなったり色々な感染症にかかりやすくなります。また、脳への血液の流れがスムーズにいかなくなって、血行障害がおきると、情緒や感情の表出が悪く、運動機能も低下して意欲がなくなってきます。このような老化現象は誰しも経験することです。自然のままの老化現象をそのまま受け止めるのではなく、「老化が始まったな」と感じたらその老化現象が進まないように自分自身の年のとり方を考えてみましょう。
 体が思うように動かないからと家に閉じこもりっきりにならず、自分の動ける範囲内で行動したり、趣味を生かしながら脳を活発に働かすように心がけるだけでも老化の進行を抑えることにつながります。日ごろから積極的に老化を防止しようとする人は、いつも生き生きとしているものです。

*老化対策とイチョウ葉エキス

 イチョウ葉エキスには脳への悪循環を防ぐ効果があると言いました。生活習慣や性格は老年になってから変えるのはなかなか大変なことです。
そこで、予防法の一つとしてイチョウ葉エキスをとれば老化遅らせて快適に生活を送れるようになるとおもいます。

活性酸素は

化学物質の体内摂取や、運動、ストレス、喫煙、紫外線
などによって体内に発生します。そして遺伝子などを傷つけて、ガンや各
種の病気をひきおこしたり、細胞を死滅させたりします。
その活性酸素は脳においても発生するのです。いや、この活性酸素の発
生が、脳の細胞死滅の大きな要因といっていいでしょう。
虚血(きょけつ)
脳への血液流入量が極端に減少することを「虚血」といいます。その虚血がおきると脳内に活性酸素が多く発生し、その活性酸素が過酸化脂質をつくり脳細胞を死滅させます。
ところがギンコライドは、過酸化脂質の原因となる活性酸素の発生をおさえる働きがあることがわかったのです。と同時に、虚血そのものをふせぐ効果もあります。

脳の海馬部分は、脳の記憶を定着させる機能をもっています。
そこの血流がよくなれば、痴呆症の予防ができるということになります。

 血流といえば、フラボノイドはギンコライドと同じような働きをし、毛細血管の中の血流をよくしてくれる作用が大きいことがわかっています。もう少しくわしくいいますと、ギンコライドが活性酸素の発生を抑え、それでも発生した活性酸素をフラボノイドが除去するのです。

活性酸素をふせぐ働きは

もちろんイチョウ葉だけがもつわけではありません。野菜やくだもの、魚などももっています。植物や魚にとっても過酸化脂質は生存の大敵ですし、それを排除する抗酸化物質は身を守るために必要な物質と考えられるからです。
このほかにも緑黄色野菜に多くふくまれるβ-カロチンや、レモンやイチゴのアスコルビン酸(ビタミンC)、トコフエロール(ビタミンE)、リボフラビン(ビ夕ミンB2)などがありますが、動植物がもつ色素であるカロチノイドやフラボノイドが代表的な作用成分であるといってよいでしょ

植物や魚の種類によって、活性酸素によってできた過酸化脂質を排除する物質をもつものと、活性酸素の作用を阻害する物質をもつものとがあります。
イチョウ葉のように、その二つの働きを同時にもつ食品をSOD様食品とよんでいます。


イチョウの葉エキスの薬効


@ 血管壁(平滑筋繊維)に直接作用して、もろくなった血管を修復する。
A かたくなった血管に弾力性をもたせる。
B せまくなった血管を広げて、正常な大きさにする。
C 血管内での血栓(血のかたまりができ、血管がつまること)を防止。
D 動脈の末梢につづく微細な毛細血管の抵抗を減少させて、鬱血(うっけつ血流のとどこおり) を解消する。

E 動脈、静脈、毛細血管など、血管のすべてを正常化するが、とくに脳の血管をよくし、血液循環を改善する。

F 血糖値を低下させる。
G 血液中のLDL値(悪玉コレステロール)を低下させる。
H 血管における代謝(古いものと新しいものをとりかえる反応)に不可欠な酵素を活性化する。
I 血液の粘りを正常にし、血のかたまりや血液のなかの赤血球が、微小な毛細血管のなかを流れやすく変形させる。

J 生理活性物質のプロスタグランディンなどの生産を促進して、血管の収縮をふせぐ。
K 脳内の血管と、脳血管神経を安定させ、脳出血をふせぐ。また脳血管の自律神経支配を正常化する。

L 老齢化にともなって収縮する膀胱を広げる。
M 内臓のあちらこちらでおきる小さな痙攣(けいれん)をふせぎ、正常な機能をたもたせる。
N 抗酸化作用によって、生体内反応で発生する有害な過酸化脂質や活性酸素の発生をふせぐと同時に、それらを除去する。

N 腎機能に作用して、利尿をうながす。
P 免疫機能を促進する。
Q アレルギー誘因物質(パフラジカル)を除去し、アレルギーを抑制する。
R 動脈、静脈、毛細血管のいずれにも作用することで血管を正常にし、血液循環を促進することで、呼吸と栄養吸収を促進する。


予防として

イチョウ葉エキスは痴呆症の要因となる
脳卒中、心筋梗塞などの原因を、血管、血流、脳循環、栄養、過酸化脂質、活性酸素といった多面的から、総合的に予防する。
つまり、イチョウ葉エキスは脳だけではなく、からだのすべての面から、痴呆症になりにくい体質にしてくれるということです。

もう少し具体的に、どんな症状に対して、効能があるのかをまとめてみると


具体的に、どんな症状に対しての効能

@ 脳の血行不良による、脳機能のおとろえに効能を発揮します。
めまい、頭痛、頭重、耳なり、記憶力低下、集中力低下、思考力低下、運動能力低下、寝つき・寝おき・安眠の不安定、感情および性格混乱、老人性痴呆症に有効であることがわかっています。

A 脳卒中および頭部外傷の後遺症にも大きな効果を発揮してくれます。
B 末梢血管の障害による症状を改善してくれます。
肩こり、冷え症、手・足・腰のしびれや痛み、そして軽度のムチうち症などがこれに入ります。

C 加齢にともなう日のおとろえにも効果があります。
年をとってくると眼底の網膜に走っている動脈や静脈、毛細血管(末梢血管)が弱くなり、その結果、各種の症状がでてきます。充血、なみだ目、まぶしさ、疲れ、はれ、せん痛や圧迫感、見えにくさ、などといった症状が現れますが、それらを改善してれるのです。

D 老人性の難聴も改善してくれます。
E 糖尿病および血管症にも効果があります。
F ぜんそくやクシヤミ、鼻みずなどのアレルギー症状を改善してくれます。



こうして症状をならべてみますと、アレルギーをのぞいてはどれも老化現象であることがわかると思います。年を重ねるにしたがって、なにかしらあらわれてくる症状。それらの症状を改善してくれる働きが、イチョウ葉エキスにはあるのです。
言葉をかえると、イチョウ葉エキスは「若さを維持してくれる」といえます。


聖マリアンナ医科大学名誉教授 飯島登 著 「驚異のイチョウの葉エキス」
参考に記述させていただきまし。ありがとうございました。


           
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