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くさいオナラ、くさくないオナラ
こんなかわいくないオナラではあるが、誰でも一日に400〜2000∝は放出してます。
もちろん、食物の内容、口から飲み込む空気の量、腸内細菌の活動の違いなどにより個人差はあります。
一回に出る量は50〜500∝までの幅がありますが、ふつうは100∝くらい。
食事を急いでとる人、噛まずに飲み込む人、特にうどんやそばを勢いよくすする人、
それから、話しながら食べる人。
炭酸飲料、ビールなどをたくさん飲む人は、オナラの量が多い。
多量の空気を飲み込むからだ。
もちろん、豆類、いも類、ゴボウ、セロリなどセルロースやペクチンといった食物繊維の多い腸内で発酵しやすい食品もオナラの量を多くする。
押し出されるガスの量が一度に多ければ大音を発するし、
少なければ、音なしでスーツと出る。
オナラはなぜくさいのだろう
同じオナラなのにあまりくさくないのと、すさまじくくさいのがあるのはなぜか。
オナラのくささのもとは硫化水素、インドール、スカトール、アンモニア、揮発性アミンなど、大腸内に存在するウエルシユ菌やクロストリディウムなどの腸内細菌がたんばく質を分解したために発生したガスの成分だ。
一方、消化の助けになる大腸菌やビフィズス菌などはくさいガスを発生させない。
具体的にいうと、ステーキや焼肉などを多量に食べると、たんばく質の分解による成分を多く含むので、少量のオナラでも非常にくさい。
しかし、穀物、海藻、いも、野菜を多く食べている人のにおいは、オナラの量は多くてもくさくない。
日本人のオナラはそれほどくさくないのに、欧米人のオナラがものすごくくさいのは、食事内容の違いからくるのだ。
また、老人になるとオナラはよりくさくなるが、これは先ほど述べたウエルシユ菌というくさいオナラをつくる細菌が増えるからである。
このことから、くさいオナラで悩んでいる人は肉を食べ過ぎないようにして、野菜などの食物繊維をたっぷり摂って、
ヨーグルトなどのビフィズス菌を含む食品や、牛乳などの乳酸を含む食品をしっかり口にすることである。
我慢したオナラは鼻と口から放出される!
それでも「出物腫れ物ところかまわず」というように、大事な会議などでもお構いなしに放屁したくなることがある。
その時は心配せずに肛門をぴったり締めて、我慢すればよい。
誰でも経験があるだろうが、懸命に我慢しているとオナラの欲求はピタリとなくなつてしまう。
身体に悪いのでは、と心配する人がいるかもしれないが、人間の体は本当によくできている。
オナラを我慢していると、しばらくは腹が張って苦しいが、そのうち小腸まで逆流し、小腸粘膜をとおっている血管がガス交換を行い、
血液に吸収され体内をめぐり、肺を通過して呼気として排出されてしまう。
一部は腎臓で処理されて排出されるが、大部分は鼻と口から出てしまう。
オナラはマナーの点で気になるが、医師、特に消化器外科医の方々にとっては非常に大切な現象であり、手術後になかなか腸が動かず、オナラが出なかったりすると、腸閉塞かと本当にハラハラ…
胃や腸の手術後の放屁一発は、腸の機能回復と手術の成功を謳いあげる高らかな祝砲だそうです。
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